トラブルシュートガイド
Kompira 2.0 システムが正常に動作していないと考えられるとき、正常な状態に回復させるには問題の原因を特定する必要があります。
その前提として、システムを構成する各コンテナがどのような役割を担い、他のコンテナとどう連携しているか、また障害時の影響範囲を理解しておくことが重要です。
対象とする構成と表記
本ガイドが対象とする構成は、標準構成一覧 に定義された次の構成です(構成の分類とその配下の個別構成)。
- オンプレシングル構成 — 1 台のホストで docker compose により動作させる構成。配下に 標準シングル構成(ローカル postgres)と 外部DBシングル構成(外部 postgres)があります。
- オンプレクラスタ構成 — 配下の Swarmクラスタ構成 は、3 台以上のノードで Docker Swarm により動作させ、外部 DB(Pgpool-II)と GlusterFS を用いる構成です。
クラウド構成は準備中のため、本ガイドの対象外です。
構成の表記について
本ガイドでは、内容に応じて構成の表記を使い分けます。
- 複数の個別構成で対処が共通する場合は、グループ名で示します(例: オンプレシングル構成 = 標準シングル構成 + 外部DBシングル構成)。
- 構成によって対処が異なる場合は、個別構成名(標準シングル構成 / 外部DBシングル構成 / Swarmクラスタ構成)で示します。
なお、対応構成の追加にトラブルシュート情報の整備が追いつかない場合など、構成によってカバーする範囲に差が生じることがあります。
調べ方(3 つの入口)
状況に応じて、以下のいずれかの入口から調査を始めてください。いずれも最終的には 原因と対処(コンポーネント別) にたどり着きます。
- 症状から探す — 「コンテナが停止している」「再起動を繰り返す」など、観測している症状から調べる → 症状から探す
- ログ・エラーから探す — 手元にエラーログやエラーメッセージがある場合は、原因と対処(コンポーネント別) のページ右上の検索でエラーメッセージを検索すると該当箇所に直接たどり着けます
- 構成から探す — 自分の構成で起こりうる障害・固有の注意点から調べる → 構成から探す
原因箇所の見当がついていない場合は、順を追って診断する初期診断手順から始めてください。
障害時の初期診断手順
ここでは障害時における基本的な初期診断の手順を示します。複雑な状況では原因特定が容易ではなく、ここに示した手順であらゆる状況に対応できるわけではないことに注意してください。
- ブラウザによる診断手順 — ユーザのブラウザ操作で実施できる診断(system-status 画面、基本操作、ジョブフロー動作確認)
- コマンドによる診断手順 — 管理者がホストサーバにログインして実施する診断
原因と対処
各コンポーネントのログに記録されるエラーから、原因と対処を調べます。
解決しない場合
本ガイドの診断・対処で解決しない場合は、サポートへ問い合わせる前に必要な情報を収集してください。